男性用トイレでサニタリーボックスの需要増加!サニタリーボックスは何に使うもの?【水道職人:公式】

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男性用トイレでサニタリーボックスの需要増加!サニタリーボックスは何に使うもの?【水道職人:公式】

       


近年男性用のトイレにも、サニタリーボックスが必要とされていることはご存じでしょうか?

この背景には高齢化が進み、前立腺がんや膀胱がんなどを患っている人の増加や加齢による尿漏れなどの理由により、尿漏れパッドを捨てる場所が必要とされていることが考えられます。
また、性的マイノリティの人々への配慮した環境作りの点も挙げられるでしょう。

男性のサニタリーボックス需要は年々高まってきており、自治体を中心に公共施設などの男性用トイレにもサニタリーボックスの設置が進んでいます

今回は男性用トイレへのサニタリーボックスの必要性や、サニタリーボックスを設置する際のポイントなどについてご紹介していきます。

男性用トイレへのサニタリーボックスの需要


男性用トイレでのサニタリーボックス設置の需要は、なぜ増加傾向にあるのでしょうか。

サニタリーボックスとは

サニタリーボックスとは、トイレに置いてある汚物を入れるための専用のごみ箱のことです。
英語ではSanitary Boxと書き、Sanitaryには「衛生的な」や「清潔な」という意味があります。

女性用トイレの個室内に設置されている場合がほとんどで、ご自宅でも設置している女性は多いのではないでしょうか。

サニタリーボックスは生理用のナプキンや尿漏れパッドなど、トイレに流せない汚物を捨てるために使われ、女性にとっては無くてはならない存在です。

男性用トイレにサニタリーボックスがなぜ求められているのか

以前は、サニタリーボックスは男性にとっては縁遠い立ち位置にある製品でした。
それは男性でも尿漏れパッドを使っている人はいますが、少数派だったためです。

またトランスジェンダー男性への認知が少なかったという、時代背景もあるでしょう。

高齢化社会

高齢化社会が進み、前立腺がんや膀胱がん、膀胱炎を患っている人が増え、尿漏れのトラブルに悩まされる人が増加しました。
また年齢による、尿漏れを抱えている人も多いでしょう。

前立腺がんなどは摘出後も尿失禁や頻尿などの後遺症が残るため、尿漏れの対応は引き続き必要となります。

病気などにより男性の尿漏れパッドの需要が増加したことにより、サニタリーボックスも求められるようになったのです。

男性用のトイレにサニタリーボックスの設置がなかったころは、尿漏れパッドを常用している男性は持ち帰りを余儀なくされ、鞄の中などの衛生面にも不安を抱えていたのではないでしょうか。

また持ち帰るということをせず便器流したり、トイレ内に置いて帰るということもあり、トイレのつまりや、清掃時のトラブルに発展しているケースもあります。

参考:J-STAGE┃前立腺全摘術後尿失禁のマネジメント

トランスジェンダー男性への配慮

LGBT法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)の公布により、トランスジェンダー(性同一性障害)といった言葉を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。

トランスジェンダーとは生物学的な性別と性自認が一致しない人々のことを指します。

トランスジェンダー男性は、シスジェンダー(生物学的な性と性自任が一致する人々)女性と同じように、生理が一定周期でやってきます。
このとき、トランスジェンダー男性が日常的に男性用トイレを使っている場合、サニタリーボックスがないと生理用ナプキンを廃棄できる場所がないことになってしまうのです。

トランスジェンダーの人々は生物学的な性を公にしている人と、誰にも打ち明けていない人がいます。
いつでも好きなときに体調に応じてトイレを使い分けるといったことができない場合も多いため、男性用トイレにサニタリーボックスを設置することで生理のときにも安心してトイレを使うことができるでしょう。

サニタリーボックスを設置するポイント


男性が使う場合でも女性が使う場合でも、サニタリーボックスを設置するときは清潔感が求められます。
また普通のごみ箱と間違えられるようなことがないように、設置場所への配慮も必要となるでしょう。

女性はサニタリーボックスを見慣れているため、普通のごみ箱と間違うことはありませんし、清潔感を損なわないようにきれいに使う人も多いです。

しかし男性の場合サニタリーボックスを見慣れない人が多数を占め、小さなごみ箱型をしている場合、それをごみ箱と勘違いし一般のごみを捨ててしまうことや、清潔感への配慮が欠けてしまうこともあるでしょう。

サニタリーボックスは尿取りパッドなどの汚物入れだと分かるように明記し、一般ごみを捨てないように注意喚起を行うことで、認知の拡大へと繋がるでしょう。

サニタリーボックスはサイズの小さなものも多く、すぐに中身が溢れてしまう可能性があります。
設置をする場合は、サニタリーボックスの中身をこまめに回収できるように、清掃の回数を増やすことや、サイズが大きなサニタリーボックスを設置することを検討してみても良いかもしれません。

岡山県の試み


岡山県では、男性用トイレのサニタリーボックス設置を促進しています。

第3次岡山県がん対策推進計画では「がんになっても自分らしく生きることのできる社会を実現」が掲げられており、男性用トイレのサニタリーボックス設置について働きかけがなされています。

岡山県のホームページでは、サニタリーボックスの設置例や注意書きの表示例が掲載されているので、設置をする際は参考にしてみると良いでしょう。

参考:岡山県┃男性用トイレにおけるサニタリーボックスの設置について

まとめ

時代の変化に伴い、男性用サニタリーボックスの設置は進んでいます。
尿漏れパッドなどの処理に困り、外出先でトイレに行きにくかった男性も、外出先でのトイレ問題が解決していくのではないでしょうか。

今まで尿漏れパッドをトイレに流していた人は、今後は流さないようにしてください。
家族にも伝えられずに、流すしかなかったということもあるかもしれませんが、尿漏れパッドはトイレのつまりを引き起こします。

尿漏れパッドは吸水性ポリマーが使われているため、トイレに流すと水を吸収し、排水管でつまってしまうことが多く、ご自分でつまりの解消をすることはできません。
尿漏れパッドが原因でつまってしまったときは、ハイスイ岡山にご依頼くださいませ!

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