水道管凍結の対策と解決法を解説!気温-4℃に要注意

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水道管凍結の対策と解決法を解説!気温-4℃に要注意

       

厳しい冬の寒さが訪れると、最も警戒が必要な水道トラブルが水道管の凍結です。外気温が-4℃を下回ると、水道管内の水が凍り始め、水が出なくなるだけでなく、最悪の場合は水道管の破裂につながることもあります。しかし、水道管の凍結は事前の対策で防ぐことができるので心配はいりません。この記事では、凍結が起きる条件から予防法、そして万が一の際の対処法まで、実践的な対策を解説していきます。

 

水道管の凍結で起こるトラブルとは

水道管の凍結について「水が出なくなるだけ」と軽く考えがちですが、放置すれば破裂など深刻な事態を引き起こす可能性もあるため、しっかり対策しなければなりません。水道管凍結について正しく理解し、適切な対策を取りましょう。

 

冬の朝、水が出ない!その原因は凍結かも

真冬の寒い朝、蛇口をひねっても水が出ない、または水の勢いが極端に弱くなっているといった状態は水道管凍結の典型的な症状です。気温が最も下がる早朝は特に要注意です。

凍結は日中の気温上昇とともに自然に解消することもあります。しかしそのまま放置するのは危険ですので、早めの対応を心がけましょう。

 

水道管凍結による破裂のリスクと対応

水道管内の水が凍ると、水の体積が膨張し、その圧力で水道管が破裂するリスクが高まります。特に金属製の古い配管は破損しやすいです。

万が一破裂したら、まず元栓を閉めて水を止めてください。その後、破裂箇所に自己融着テープ(水道用補修テープ)を巻いて応急処置を行いましょう。このテープは水圧にも耐えられる特殊な補修テープで、ホームセンターで購入できます。通常のビニールテープでは水漏れを止められないので注意が必要です。応急処置後は、必ず専門業者による修理を依頼してください。

 

凍結による水道トラブルの経済的影響

水道管の破裂修理には、破損状況によって数万円から数十万円の費用がかかります。さらに、水漏れによって階下の部屋や隣家に被害が及んだ場合は、予期せぬ賠償金が発生する可能性もゼロではありません。

一方で、事前の凍結予防にかかる費用は数千円程度と、事後の修理費用と比べてはるかに経済的です。冬を前に、必要な予防対策をしっかり行っておくことをおすすめします。

 

水道管が凍結する条件を知ろう

水道管の凍結リスクは、気温だけでなく設置環境や配管の種類によっても変わります。凍結を防ぐためには、どのような条件で凍結が起こりやすいのかを正しく理解しておくことが大切です。

 

目安は気温マイナス4度!凍結する温度帯

水道管が凍結する目安となる気温は-4℃と言われています。この温度まで下がる早朝は要注意です。さらに、真冬日が続く場合は、日中の気温が氷点下にならなくても、夜間の冷え込みで凍結が起こることがあります。

天気予報で最低気温がマイナス4℃以下、または最高気温が0℃未満と予報された場合は、凍結予防対策を取りましょう。

 

日当たりと風の影響

屋外の水道管で、特に北側や建物の陰など日当たりの悪い場所は凍結しやすくなります。気温が-4℃まで下がっていなくても、日光が当たらない場所は温度が上がりにくいため注意が必要です。

風当たりの強い場所も、風で熱が奪われて気温以上に配管が冷えやすくなります。吹きさらしの場所にある水道管は、特に入念な保温対策が必要になります。

 

水道管の種類と保温状態による違い

金属製の配管は熱が伝わりやすく、凍結のリスクが高まります。素材に関わらず古い配管は保温材が劣化している可能性があるため、凍結防止は必須です。

むき出しの状態の水道管は、保温対策をしている配管と比べて凍結しやすくなります。また、使用頻度が低い水道管も、水が管内に滞留していることから凍結の危険性が高いです。

水道管は大きく分けて金属管と樹脂管があり、素材によって凍結時のリスクが異なります。特に古い配管は保温材の劣化や素材の劣化により、凍結に対する耐性が低下している可能性があるため、凍結防止は必須です。

金属管(鉄管や鉛管)は熱伝導率が高く、外気温の影響を受けやすいため凍結しやすい特徴があります。さらに、凍結して解凍された際に、長年蓄積された管内のサビが剥がれ出てくるリスクもあります。

最近の主流である樹脂管(HIVP管やポリ管)は、急激な温度変化に弱い特性があります。凍結による膨張で破裂しやすいため、確実な保温対策が必要です。一方、寒冷地向けのエルメックス管は、適応温度範囲が広く凍結に強い特徴があります。

むき出しの状態の水道管は、いずれの素材でも凍結しやすくなります。また、普段使用頻度が低い水道管は、水が管内に滞留していることから、凍結の危険性が高いです。

 

凍結予防のための具体的な対策

水道管の凍結は、適切な予防対策で防ぐことができます。対策には主に「保温対策」「水流による予防」「水抜き」の3つの方法があります。気温や設置場所に応じて最適な方法を選び、早めの対策で冬の水道トラブルを防ぎましょう。

 

保温対策で温度低下を防ぐ

むき出しの水道管には、市販の保温材を巻き付けるのが効果的です。特に水道凍結防止用ヒーター(凍結防止帯)はしっかり凍結予防できます。保温テープでしっかり固定すれば、より効果が高まるでしょう。

気温があまり下がらない地域では、古いタオルや毛布で代用できます。ビニールで覆って固定するだけでも、ある程度の保温効果が期待できるでしょう。メーターボックスの中にも布類を詰めておくと、寒さによる不具合が起きにくくなります。

 

水流を作って凍結を防ぐ方法

水道管内に水の流れを作ることで、凍結を防ぐ方法も有効です。寒波が予想される夜は、蛇口から少量の水を流し続けましょう。水の量は「ポタポタ」ではなく、「チョロチョロ」と補足流れる程度が目安です。

この方法は、寒冷地でよく使われている簡単な予防法です。ただし、水道代がかかるため、気温が極端に低くなる時だけにすると良いでしょう。

 

水抜き栓を活用した予防法

水抜き栓がある場合は、水道管内の水を抜くことで確実に凍結を防げます。ハンドル式の場合、蛇口を開けてから水抜き栓を時計回りに閉めると、配管内の水が自動的に抜けていきます。

電動式の自動水抜栓なら、気温に応じて自動的に作動します。留守にすることが多いご家庭や、特に寒い地域にお住いのご家庭におすすめです。帰宅時は水抜き栓を開けるのを忘れずに。

 

ホームセンターで揃える凍結対策グッズ

水道管の凍結対策に必要な道具は、ホームセンターで手軽に購入できます。専用の保温材から身近な材料まで、予算や用途に応じて選べて便利です。これから寒くなる前に、近くのホームセンターで必要なものを揃えましょう。

 

凍結対策の必須アイテム

水道管の凍結対策には、水道凍結防止帯(ヒーター)が最も効果的です。電気で温める仕組みで、確実に凍結を防げます。長さは2m~10mまで選べ、価格は2,000円~5,000円程度です。

発泡スチロール製の保温材は断熱性が高く、水道管にぴったりフィットする筒状タイプがおすすめです。保温テープと組み合わせればより効果的です。

 

DIYで活用できる身近な保温対策グッズ

古いタオルや毛布でも、十分な保温効果が得られます。ビニールテープで固定し、その上からビニールシートで雨よけをすれば、手軽な保温対策として有効です。

メーターボックスの保温には、発泡スチロールや新聞紙が活用できます。ビニール袋に入れて使えば、検針時の取り外しも簡単です。

 

岡山県内のおすすめホームセンター

 

DCM岡山店

住所:岡山県岡山市南区藤田560-236

営業時間:資材館 8:00~20:00

特徴:ダイキ岡山前バス停から徒歩2分。ペットショップ併設で水回りの修理相談も可能。

 

カインズFC津山店

住所:岡山県津山市高野本郷1406

営業時間:9:30~20:00(資材館は平日7:00~)

特徴:広い駐車場とスーパー併設。凍結対策用品が充実。

 

コーナン高柳店

住所:岡山県岡山市北区高柳東町13-46

営業時間:8:00~20:00

特徴:立体駐車場完備。1階にペットショップ、2階にダイソーあり。

 

コーナン倉敷北浜店

住所:岡山県倉敷市北浜町3-6

営業時間:8:00~21:00

特徴:広い駐車場完備。工具レンタルサービスも充実。

 

ホームセンタータイム高屋店

住所:岡山県岡山市中区兼基63

営業時間:9:00~21:00

特徴:広い駐車場と飲食店併設。園芸用品も豊富。

 

凍結してしまったら:適切な解凍方法

水道管が凍結してしまっても慌てることはありません。ほとんどの場合、適切な方法で安全に解凍できます。ただし、誤った解凍方法は水道管の破裂を引き起こす可能性があるため、正しい手順で行うことが重要です。自分でできる対処法と、専門家に任せるべき状況を把握しておきましょう。

 

自分でできる安全な解凍テクニック

凍結箇所にタオルや布を巻き、その上からぬるま湯をゆっくりとかけるのが最も安全な解凍方法です。水温は人肌程度(30~40℃)にします。タオルが余熱を保持するため、効率的に解凍できるでしょう。

ドライヤーの温風や使い捨てカイロを当てる方法も有効です。ただし、直接配管に熱を当てすぎないよう注意が必要です。特にメーターボックス内の凍結解凍は慎重に行いましょう。

 

絶対にやってはいけない解凍方法

熱湯をかけることは絶対に避けてください。急激な温度変化で水道管が破裂する危険があります。また、直火やバーナーなどの火器も決して使用してはいけません。

無理に蛇口をひねったり、配管を叩いたりするのも禁物です。凍結した配管に余計な負荷をかけ、破損のリスクが高まります。

 

プロに任せるべき状況の見極め方

水が全く出ない状態が長時間続く場合や、配管から異音がする場合は、すでに破裂している可能性があります。また、解凍作業中に水漏れを発見したら、すぐに作業を中止しましょう。

見えない場所での凍結や、解凍方法に不安がある場合も、無理せず専門家に相談することをおすすめします。

 

水道管トラブルは「ハイスイ岡山」へ

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料金は事前に見積もりで明確にし、お客様の同意を得てから作業を開始いたします。説明のない追加料金の心配はありません。

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水道管の凍結は、早めの対応が肝心です。水道管の凍結で困ったとき、まずはお電話でご相談ください。

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