トイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対応策6選!

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トイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対応策6選!

       

トイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対処法についてご存知でしょうか。

ラバーカップを使ってトイレの詰まりを解消できなくても、詰まりの原因が特定のものであれば引き続き自身の手で対処することが可能です。

本記事ではトイレ詰まりがラバーカップで直らない場合に取れる対応策について解説いたします。

トイレ詰まりでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

トイレ詰まりがラバーカップで直らないときのチェックポイント

トイレ詰まりがラバーカップで直らない場合は別の手段を講じる必要がありますが、なかには使用方法に問題があることもあります。

まずは落ち着いて以下のポイントをチェックしてみましょう。

 

  • トイレ詰まりの原因はラバーカップで解消できるものか?
  • ラバーカップの選択が間違っていないか?
  • ラバーカップの使用方法は間違っていないか?

 

詳しい内容についてもこれから解説していくので、思い当たる部分がありましたらチェックしてみてください。

 

ポイント①トイレ詰まりの原因はラバーカップで解消できるものか?

トイレ詰まりに有効なラバーカップですが、すべての事例に対応できるわけではありません。

ラバーカップで対応できない内容であれば問題の解決は不可能です。

さらにラバーカップには使用してはいけない状況もあります。以下の2点について注意しておきましょう。

 

固形物の場合は状況を悪化させる恐れがある

詰まりの原因が固形物だった場合、ラバーカップでは状況を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。

固形物を排管の奥に押しやり、問題がさらに深刻化してしまう可能性があります。仮にそうなってしまうと自身の手では対処できません。

修理費用を抑えたくて自分で対処したのに、最終的な出費が高額になるというリスクがあります。

 

トイレに流せるものでないとラバーカップでの解決は難しい

ではラバーカップで対処できるものは何なのかというと、水に溶ける性質でトイレに流せるものが詰まっている場合です。

何らかの要因で完全に溶けきれていない、もしくは一部が排管途中に引っかかって水の流れを阻害している、というケースならラバーカップで解決できる可能性があります。

反対に詰まっているものがトイレに流せるものでない場合、ラバーカップでは対処が難しいと判断できるでしょう。

 

ポイント②ラバーカップの選択が間違っていないか?

使用しているラバーカップの選択が間違っていると、本来なら解消できる詰まりであっても結果的に解消できない可能性があります。

 

ラバーカップには3種類のタイプがある

ホームセンターや100円均一などで購入できるラバーカップには、和式用・洋式用・節水トイレ用と3種類のタイプがあります。

対処しているトイレに合ったタイプでないと、商品自体が想定している効果は発揮できません。

 

ラバーカップのサイズにも注意

タイプと同様にサイズにも注意する必要があります。

対処しているトイレの排水口の大きさを計測して、最適なラバーカップを選択しましょう。

 

ポイント③ラバーカップの使用方法は間違っていないか?

3つ目のチェックポイントはラバーカップそのものの使用方法です。

なんとなくのイメージでラバーカップを使用している方は、以下の2点について思い返してみましょう。

 

便器内の水量が不足している

ラバーカップは水圧を利用して詰まりの原因を取り除くアイテムです。

したがって便器内の水量が不足していると、しっかりとした効果は得られません。

効果を発揮するにはラバーカップのヘッド(ゴムの部分)がすべて沈む程度の水量が必要になります。

 

押すときに力を入れている

ラバーカップは引き抜くときの動作で詰まりを解消します。押すときに力を入れるのは間違いです。

排水口にゆっくり押し付けて中の空気をじっくり押し出し、勢いをつけて引き抜くという手順が良いでしょう。

ラバーカップ(すっぽん)の詳しい使い方はこちらをご覧ください。

 

トイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対応策6選

ここからはトイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対応策について解説していきます。

詰まりの原因が固形物でなく、ラバーカップの選択や使い方にも問題がない、それでも解決できない場合は以下の方法を試してみてください。

 

  • 放置してみる
  • 50℃程度のお湯を流してみる
  • トイレ詰まり用の薬剤を使用してみる
  • ワイヤー式パイプクリーナーを使用してみる
  • 真空式パイプクリーナーを使用してみる
  • 排水管詰まり専用の工具を使用してみる

 

1.放置してみる

放置することで詰まりの原因が溶けるのを待ち、事態の改善を狙う対応策です。

時間をかけた後に再びラバーカップで対処することで、問題が解決できる場合もあります。

待ち時間の目安は以下のとおりです。

 

  • トイレットペーパー:2~3時間
  • 水溶性のシート:半日から1日
  • 便:1~2時間

 

2.50℃程度のお湯を流してみる

50℃程度のお湯を流すことで、詰まりの原因を水に溶けやすくする対応策です。

お湯の温度は高くても60℃ぐらいまでに抑えておきましょう。

熱湯になってしまうと便器が破損してしまう恐れがあります。

 

3.トイレ詰まり用の薬剤を使用してみる

便やトイレットペーパーを溶かすのに有効な薬剤があるので、それらを使ってみる方法があります。

薬剤には酸性のものとアルカリ性のもの2種類がありますが、便やトイレットペーパーに対して有効なのはアルカリ性です。

トイレ詰まり専用のものになると嘔吐物・髪の毛・カビ・黒ずみにも有効です。

 

4.ワイヤー式パイプクリーナーを使用してみる

ワイヤー式パイプクリーナーとは排管の奥を清掃するために使用するものです。

ワイヤー部分が簡単に曲げられるため、曲がりくねったトイレの配管にも対応できます。

ワイヤー式パイプクリーナーで詰まりの原因を解消する場合は、原因となっている対象物を削っていく感覚で使うのがおすすめです。

 

5.真空式パイプクリーナーを使用してみる

真空式パイプクリーナーはラバーカップと同じ仕組みでトイレの詰まりを解消するアイテムです。

ただし性能はラバーカップよりも数段上になります。

ラバーカップと同じような手順で使用できるので、簡単に扱えるでしょう。

仮に真空式パイプクリーナーで詰まりを解消できなかった場合、自身の手では解決できない可能性が高まります。

 

6.排水管詰まり専用の工具を使用してみる

ここで紹介するのは、排水管詰まり専用の工具です。

専門業者が使用している道具なので詰まりを解消できる可能性は高くなりますが、手に入れるための費用が高額になります。

 

ローポンプ

ローポンプはラバーカップの上、真空式パイプクリーナーよりもさらに強力なアイテムです。

購入金額は1万円以上が予想されるため、専門業者に依頼した方が費用を抑えられる場合もあります。

 

トーラー

こちらはワイヤー式パイプクリーナーの上位アイテムです。

ワイヤー式パイプクリーナーは家庭用のトーラーだと言えます。

業務用のトーラーには優れている機能がありますが、その分購入までの手間と費用が高くなる傾向があります。

価格相場は5万円~15万円となっています。

 

トイレ詰まりがラバーカップで直らない【便器外の要因について】

トイレ詰まりがラバーカップで直らない場合、便器外の要因も疑う必要があります。

考えられるのは以下の3パターンです。

 

  • 排水管の詰まり
  • 排水桝の詰まり
  • 大雨の影響

 

排水管の詰まり

ここで指す排水管はトイレ付近のものではなく、家全体で使う生活用水が流れる部分です。

排水管が詰まることでトイレの詰まりも発生する恐れがあります。

このような状況だとラバーカップでは解決できません。

 

排水桝の詰まり

排水管の清掃や点検に使用する桝を排水桝と呼びますが、この部分の詰まりがトイレに影響を与えることもあります。

これは屋外にある上にラバーカップでは解決できません。

排水桝については人為的な原因ではなく、植物の根などが詰まりの原因となることもあるので注意が必要です。

 

大雨の影響

大雨の影響でトイレが詰まることもあります。

排水管に大量の雨が流れ込み、本来流れるはずの水量が流れなくなる現象です。

状況が悪化していくとトイレから汚水が逆流してくることもあります。

 

業者に依頼すべきパターンやタイミングについて

記事の最後に、自身で対応せずに業者へ依頼すべきパターンや、そのタイミングについて解説していきます。

 

トイレの詰まりを短時間で解消したい

トイレ詰まりが発生するとさまざまな不便が生じます。

できるだけ短時間でトラブルを解消したいなら、水回り専門業者に依頼するほうがおすすめです。

 

さまざまな対応策を講じても事態を改善できない

「ラバーカップでの対応のほか思いつく限りの処置を行ったけど事態を改善できない」

というときもなるべく早めに業者に相談しましょう。

これまでの処置によって状況が悪化している恐れもあるため、プロの目で判断し対応策を練ってもらう必要があります。

 

原因にまったく心当たりがない

原因にまったく心当たりがない場合は、屋外の排水管に問題があることも想定しなければなりません。

実際に排水管が問題だったとき、個人での対処は不可能に近いでしょう。

トイレの便器内に問題があったとしても異物の可能性があるため、業者に依頼したほうが良いケースだといえます。

 

異物を流したことがはっきりしている

異物を流したことがはっきりしている場合は、すぐに業者へ連絡しましょう。

水に溶けないものはすべて異物に該当します。

手で掴める範囲に異物があると確認できるときは、ゴム手袋をつけて自分で取り除きましょう。

異物を流したまま放置しておくのはリスクしかないので、プロの手で対処してもらう方が良いでしょう。

 

まとめ

トイレ詰まりがラバーカップで直らないときの対応策について解説してきました。自身の状況に応じて、最適な手段を試してみてください。

正しい使い方でも問題が解決せずほかの対応策も通じない場合、症状のレベルとしては高いと推測されます。

専門業者に相談して適切な処置を施してもらいましょう。

 

ハイスイ岡山は24時間365日水回りのトラブルに対応しています。

トイレ・キッチン・洗面所・お風呂・屋外の排水管など、幅広い範囲の詰まり・水漏れに対応可能です。

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